【知って得する日本酒の豆知識】値段が高騰している獺祭(だっさい)ってどんなお酒なの!?

旭酒造さんで製造している日本酒を皆さんはご存知でしょうか?日本が誇る名酒、その名は「獺祭(だっさい)」です。

アメリカ/オバマ大統領が安倍晋三首相をホワイトハウスに招いた際、乾杯のお酒としても振る舞われたという事でも有名ですね。

最近、ブランド銘柄への人気が集中してしまい、無免許で不正転売が相次いでおり、実際の売値よりも数倍も高価な値段で取引されてしまっているとの事で、非常に残念です。

この度、旭酒造(株)の代表取締役社長:桜井一宏さんの名前でこの事態に対して、「高く買わないで下さい」という意見広告が、読売新聞から出され話題となりました。

今回は、そんな名酒:獺祭(だっさい)について、調べてみましたので、お酒好きの方や、社会人の方は、お付き合いでも使える豆知識となりますので、是非、ご覧頂ければと思います。

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獺祭(だっさい)とは?


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製造元:旭酒造株式会社

代表者:代表取締役社長 桜井一宏

所在地:山口県岩国市周東町獺越2167-4

業務内容:酒類製造・販売、醤油製造・販売、レストラン経営

設立:昭和23年1月23日(登記上:昭和23年3月1日)

資本金:1000万円

獺祭魚(だっさいぎょ)や、獺魚を祭る(たつうおをまつる)という言葉があります。
これは、獺(カワウソ)が、春になると漁を始め、捕らえた魚を岸辺に並べるという習性があり、これがまるで祭りをするかに見えるため、詩や文をつくる時多くの参考資料を広げ散らすという事を意味するようになりました。

「かわうそ」の画像検索結果

旭酒造さんの所在地は、山口県岩国市周東町獺越にあり、この「獺越(おそごえ)」という地名の由来が獺(カワウソ)からきている事から、獺(カワウソ)にちなんで、獺祭(だっさい)という名前になったそうです。

獺祭命名の由来

獺
川端龍子 作 「獺祭」

写真

弊社の所在地である獺越の地名の由来は「川上村に古い獺がいて、子供を化かして当村まで追越してきた」ので獺越と称するようになったといわれておりますが(出典;地下上申)、この地名から一字をとって銘柄を「獺祭」と命名しております。獺祭の言葉の意味は、獺が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをするようにみえるところから、詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす事をさします。

引用元:旭酒造(株)

旭酒造が目指す蔵元像がとっても好印象!!


まずは、旭酒造さんのホームページに掲載されている、下記の内容をご確認下さい。

旭酒造が目指す蔵元像

酔うため、売るための酒ではなく、味悪さ家を求めて。

写真

大量販売の論理から生まれた酔えばいい、売れればいい酒ではなく、おいしい酒・楽しむ酒を目指してきました。何より、酒のある楽しい生活を提案する酒蔵であり続けたいと考えています。
生活の、一つの道具として楽しんで頂ける酒を目指して、「獺祭」(だっさい)を醸しております。
もちろん、ただこだわって、売れなくてもいいから 「幻の酒」になりたいというつもりはありません。

ともすれば、酒蔵も酒販店も、売るテクニックや自分だけの生き残りの戦術として幻戦略に走ったり、余りにも細部にこだわり過ぎて「造りの細部にまでそんなにこだわらないけどおいしい酒が欲しい。こだわるのは酒蔵の仕事だ」というお客様の声無き多数意見を無視している姿が見受けられます。

私どもは品質にこだわりぬいて造ったお酒だからこそ、少しでも多くのお客様に知って頂きたい。 そんな私どもの酒造りの心に共鳴して頂ける酒販店様と共にお客様に私どもの酒を紹介していきたいと思います。

引用元:旭酒造(株)

私は、この内容を読んだ時に、「やっぱりそうか!」と、一人で頷いてしまいました。

何故かと言いますと、私もかなり色々な日本酒を飲んでおりますが、その中でも、「獺祭(だっさい)」は、やはり日本酒が美味しいと感じるお酒の一つでしたし、味もすっきりとした飲み口ですが適度な甘さもあり、非常に飲み易いと感じるからです。

品質にこだわって雑味を消し、売れなくても美味しいお酒をつくりたいとこだわり抜いた結果誕生したという事ですね。

獺祭(だっさい)が誕生するまで


代表取締役社長である桜井一宏さんは、過去に「焼酎ブーム」が到来した際、日本酒の販売量が減少しており困っていたそうです。

そんな中で、何故、日本酒が売れないのか?を突き詰めていく事となります。

その結論こそが、「獺祭(だっさい)」であったのです。

消費者側からすると、求めているお酒は「酔う・売るための酒」では無く、「味わうための酒」では無いかと考えたそうです。

この「味わうための酒」というのは、高品質なお酒という事となります。

日本酒と相性が良い酒米「山田錦」を用いて、米の組織を崩さずに丁寧に精米し、削り:77%で、残った23%のみを使用するという結論に行きつき、最高峰の「純米大吟醸酒」が誕生する事となりました。

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精米歩合(せいまいぶあい)とは?

精米歩合
出典:KURAND1月号:青砥酒造

精米歩合65%」こんな表示を見たことありませんか?

精米歩合とは何かを一言で説明するなら、「精米後の白米の、元の玄米に対する重量の割合」というのが答えです。ただ、これだけだとちょっとピンを来ないですよね。下記でもうちょっと噛み砕いて説明していきましょう。

製造工程でお米がどれだけ削られたか?

精米歩合
精米歩合とは結局そのお米がどれだけ削られているか?を表す数値に他なりません。精米歩合40%とは、なんとお米の周りを60%も削ってる!ということになります。

日本酒の原料となるお米ですが、心白と呼ばれる米の中心部を使うことで雑味のないお酒を作り出す事ができるので、日本酒の工程には米の表面を削る精米という過程が欠かせないのです。

特定名称別の精米歩合規定

下記が特定名称酒別の精米歩合の規定になります。ちなみに純米酒の精米歩合は2004年以前は70%以下という決まりが存在しましたが、2005年より撤廃されました。

特定名称 精米歩合
普通酒 規程無し(一般に73~75%程度)
純米酒 規程無し
本醸造酒 70%以下
特別本醸造酒 60%以下
特別純米酒 60%以下
吟醸酒(純米吟醸酒) 60%以下
大吟醸酒(純米大吟醸酒) 50%以下

引用元:KURAND


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まとめ


まだまだ書ききれない事がたくさんあるのですが、今回はここまでにさせて頂きました。

とにかく、品質重視で美味しい日本酒を作ろうと努力した結果、誕生した名酒という事で、皆さんも、是非、一度は飲んでみて頂ければと思います。

とてもすっきりしており、日本酒が苦手という人でもスッと入ってしまうお酒です。

逆にお酒好きの方からしますと、つい飲みやすくて美味しいため、飲み過ぎてしまうという事もあるかと思います。

桜井一宏代表取締役社長の思いとして、適正価格で美味しいお酒を味わって欲しいという思いが感じられ、非常に好印象ですね。

個人的にも、これからも「超おすすめのお酒」として、色々な方に紹介していければと考えております。もちろん、適正価格でね・・・。

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